純心が新制服をお披露目 中学・女子高 スラックススタイルを導入、機能性にも配慮 長崎
長崎市文教町の純心中・純心女子高(佐古照美校長、中学137人、高校353人)は来年度、スラックススタイルの新制服を導入する。県内で初めてノーカラー(襟なし)のジャケットも取り入れた。6月30日、同校であったオープンスクールでお披露目された。 新制服は多様性への配慮や生徒からの要望もあり、「不易流行」をコンセプトに、時代に合わせて変化させながらも、清楚(せいそ)でおしとやかな純心らしさは残していこうと生徒や教職員らでデザインを検討した。 スラックスは紺色のストレートシルエット。ニット素材のベストも合わせることができる。ジャケットはノーカラーかつ前ボタンがないタイプで、すでにあるボレロやジャンパースカートに合うデザインに。いずれも洗濯のしやすさやストレッチ素材など機能性にも配慮した。 同校体育館で、生徒たちがファッションショー形式でさまざまな着こなしを披露。生徒会長の中村ののかさん(17)は「紺色で統一しているところなど純心らしさがあって良かった」と話した。 新制服の導入は2021年に夏服のポロシャツが導入されて以来。現行の制服も選択できる。