各地で秋の深まり 放射冷却の影響で朝靄に包まれた松江のあさ 津和野の庭園は紅葉の見ごろ(島根)
山陰中央テレビ
11月12日早朝の山陰地方は放射冷却の影響で、この時期らしい冷え込みとなりました。秋の深まりとともに、この時期ならではの景色が各地で広がっています。 12日早朝7時頃の松江市です。秋の深まりを感じる、幻想的な朝を迎えました。午前9時ごろまで、霧に包まれていました。12日の山陰地方は、放射冷却の影響で冷え込みが強まり、各地の最低気温は松江で9.1℃、鳥取県茶屋で2.1℃など、この時期らしい寒さとなりました。一方、日中は…。 嶋村采音アナウンサー: 「午後2時の松江市です。思わず腕まくりをしたくなるような、ぽかぽかとした陽気になっています」 最高気温は松江で20.9℃、鳥取で21.8℃、米子で21.6℃と「小春日和」となりました。朝晩と日中の寒暖差で、紅葉も一層色づいています。 津和野町の堀庭園です。 堀庭園を訪れた人: 「綺麗な色やな、すごく綺麗です」 「昨日、一昨日と松江にいましたが、ここの方がいいなという感じ」 300年の歴史を持つ堀庭園は、銅山経営などで栄えた堀家の屋敷で、国の名勝に指定されています。例年に比べ色づきが1週間ほど遅く、現在は5割ほどですが、このところの冷え込みで一気に色合いを増し、今週末には見頃を迎えるということです。
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