国民年金保険料を「安くおさえるコツ」は、クレジットカード決済と前納!2つを組み合わせるとかなりお得に…?
国民年金保険料を最安値で支払うコツはご存じでしょうか。本記事では意外と知らない国民年金保険料を安く抑えるコツについて解説します。
国民年金保険料の基礎知識
日本国内に住む20歳以上60歳未満の全ての方には、国民年金保険料を支払う義務があります。被保険者は以下のように分類されますが、第2号・第3号被保険者の保険料は会社の給料から天引きされるため、自身で保険料を納付することはありません。そのため、保険料を納付するのは、おもに第1号被保険者の方です。
※参考サイトをもとに筆者が作成 第1号被保険者の国民年金保険料は月額1万6520円ですが、老齢基礎年金の受給金額は、納めた総額ではなく納付月数で決まります。満額を受給するためには、40年間の保険料納付が必要です。
出典:日本年金機構 老齢基礎年金の受給要件・支給開始時期・年金額 したがって、保険料を安く納めたときでも、通常通り多く保険料を納めたときと、受け取る年金額に差はありません。受給金額が変わらないのであれば、安く抑えたいはずです。それでは、国民年金保険料を安く抑えるコツを解説します。
国民年金保険料を安く抑えるコツ2点
国民年金保険料を安く抑えるコツは、以下2点です。 1. クレジットカード決済 2. 前納 ■1.クレジットカード決済 国民年金保険料の納付方法は、おもに3種類です。 1. 納付書で払う 2. 口座振替で払う 3. クレジットカード決済で払う 上記の通り、多くの支払い方法に対応していますが、可能ならば、クレジットカード決済をおすすめします。理由は、クレジットカード決済した際に発生するポイント還元分が、お得になるからです。 仮にポイント還元1.0%のクレジットカードを利用した場合に、還元されるポイントは、1.0ポイント=1.0円の価値があります。
※参考サイトをもとに筆者が作成 口座振替や納付書振替ではポイント還元がない一方で、クレジットカード決済では、ポイント還元分の165円が毎月値引きされているといえます。40年間納付すると、合計7万9200円の差となり、あなどれない金額になります。 ■2.前納 国民年金保険料の割り引きされる支払方法として、前納制度があります。