八戸西、吉報に涙 初の甲子園で目指す「懸命プレー」 第93回選抜高校野球
第93回選抜高校野球大会の選考委員会が29日、オンラインで開かれ、21世紀枠で八戸西(青森)の初出場が決まった。 【センバツ出場校決定】運命決めた選考の様子 1975年の創部以来初の甲子園出場を決めた八戸西の選手たち。渡辺学校長から「吉報」を伝えられると、涙を流して喜びを分かち合った。主将の宮崎は「陰で支えてくれた人の思いも背負い、一生懸命なプレーを見せたい。甲子園にはベストパフォーマンスで臨みたい」と活躍を誓った。 初出場した昨年の秋季東北大会では、初戦の2回戦で福島商にコールド勝ち。準々決勝では甲子園常連の花巻東に1―2で惜敗したものの、188センチの長身エース福島を中心に粘り強く戦った。小川監督は「地元の期待も感じている。甲子園で校歌を歌いたい」と意気込んでいる。【小鍜冶孝志】