【ハイライト動画あり】東京ガス、明治安田との「東京都対決」に勝ってベスト4進出。都市対抗野球
「第95回都市対抗野球大会」、28日(日)の10日目は準々決勝3試合が行われ、ベスト4進出チームが決まった。第2試合は東京ガス(東京第3代表)と、明治安田(東京第2代表)の「東京都対決」となった。東京第2次予選でこの両チームは2度対戦しており、第1代表決定トーナメント準決勝では東京ガスが2-0、第2代表決定戦では5-1で明治安田が勝っている。 【ハイライト動画】準々決勝 東京ガス vs. 明治安田|東京都対決は東京ガスが勝利
試合は明治安田は2回表に二死から森龍馬が2塁打を放ち、死球と四球で満塁にすると、高瀬雄大が四球を選んで先制。続く、鈴木薫もフルカウントから四球で2点を先制した。
東京ガスもすぐに反撃。2回裏に笹川晃平が、レフトスタンドにソロ本塁打を放って1点を返すと、4回裏には先頭の小野田俊介の2塁打から4番・加藤雅樹のタイムリーで同点に追いついた。東京ガスは制球難で降板した先発の伊東佳希に代わって、2番手で登板した中村伊吹が5イニングを無失点と好投。
すると、7回裏から登板した明治安田4番手の石毛力斗を攻め、二死無走者から馬場龍星の四球を皮切りに北本一樹、中尾勇介、小野田の3連続2塁打で勝ち越し、さらに加藤のタイムリーも出て、この回打者10人の猛攻で4点を奪って2年ぶりとなるベスト4入りを決めた。
明治安田は4回表の無死1・2塁のチャンスを逃すと、5回以降は散発の2安打のみと打線が沈黙した。最後は3者連続三振に打ち取られ、明治生命時代に初出場でベスト4入りした第53回(1982年)以来となる準決勝進出を逃した。
◆試合結果 明治安田|0 2 0 0 0 0 0 0 0|2 東京ガス|0 1 0 1 0 0 4 0 X|6 ◆投手 ・明治安田:東野龍二、小玉和樹、中尾剛、石毛力斗、中崎響介 ・東京ガス:伊東佳希、中村伊吹、荘司宏太 ◆本塁打 ・東京ガス:笹川晃平(2回ソロ) 文:大久保泰伸
大久保泰伸