街角スナップ常連組3人が伝授!30~50代の“今年のシャツスタイル”、アップデート点は?
昨年と同じくシャツスタイル、なのに印象はガラリと違う!? 街角パパラッチの“常連組”に今年も会いに行くと、色柄や素材で着こなしをアップデートしていた! ▶︎すべての写真を見る 30代、40代、50代それぞれの“今年のシャツスタイル”をとくとご覧あれ。
気分なイエローを好相性なブルーと楽しむ
水 周大さん / 32歳 好みのサマースタイルは、品の良いシャツを自身のアレンジで楽しむこと。その主義は今年も継続中だ。 「ずっと黄色の半袖シャツを探していたのですが、今年ようやく理想的なものに出会えました」と、その溺愛シャツでの登場。
キモはイエローの補色に当たるブルーのキャップとパンツを用いた技ありのサンドイッチ。するとフレッシュなカラーシャツは不思議なほどに馴染む。
さらに上までボタンを留めた着こなしや落ち感のあるシルエットが大人っぽさ&今っぽさを演出。シャツで垢抜けたいなら大いに参考になりそう。
柄シャツを起点にした“90年代風味”が今、気分
岡埜文俊さん / 42歳 昨年に続き、夏の一張羅には柄シャツを選ぶのがセオリー。今年の主役は、映画『レザボア・ドッグス』を大胆にプリントしたワコマリアの作。 ド派手ながらも見方を変えれば「黒ベースのプリントなので、案外シックに着こなせます」と描かれる劇中の男たちをユニークに捉える。
合わせには10代の頃に購入したヴィンテージデニムをピックアップ。 「90年代の名画と90年代に頻繁に愛用したデニム。この時代に親しんだ格好やカルチャーが、今改めて新鮮なんです」と、ストーリーのあるモノ選びが夏の気分のようだ。
天然素材で作る大人の“品と味”
長谷部 伸さん / 57歳 長谷部さんの夏の定番たる長袖シャツ×ショーツを、オールホワイトからシックなブラウン&ブラックへとアップデート。一見すると、変更点は色だけかと思いきや、実は素材選びにこだわりあり。 「シャツにはウールを、ショーツにはコットンを選びナチュラルな表情を狙いました」と、品と味のある佇まいを巧みに表現。
足元には「スニーカーと革靴の中間的存在で、スタイル問わず万能」だと語るティンバーランドの“スリーアイ”をチョイス。 バッグは上下ともに相性のいいベージュをセレクトするなど、緻密な計算がうまい。
OCEANS編集部