RBテクニカルディレクターの喜びと悔しさ「もっと上を狙えた」角田裕毅の奮闘とスタートの課題
アイルトン・セナ没後30年、2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGPの決勝レース(63周)がイモラ(アウトドローモ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ)で行われ、ビザ・キャッシュアップRB F1チームのジョディ・エジントン(テクニカル・ディレクター)が次のように語った。 ●【2024F1第7戦エミリア・ロマーニャGP】決勝レースのタイム差、周回数/スケジュール・全セッションの結果 角田裕毅はコース上の走りも速さと安定感があり、チームの戦略も冴え渡っていた。今回持ち帰った課題はスタートだけだろう。 ■ジョディ・エジントン(テクニカル・ディレクター) 「ユウキ(角田裕毅)がポイントを獲得できたのは良かったけど、レース終盤にはもっと上に行けるペースがあったので、少し悔しい気持ちもある」 「しかし、スタートで2台とも順位を落としてしまったため、挽回するために予定より早くマシンを止めなければならなくなり、2セット目のタイヤで思ったより長く走ることになってしまった。その結果、ストロールにはトラフィックが少ない中でロングランするチャンスが生まれ、彼はそれを上手く利用したんだ」 「ポジティブな面では、クルマと最近のアップデートがここではうまく機能したし、新しいパーツを供給するファクトリー全員の素晴らしい努力の賜物だ。彼らの努力の末に、グランドスタンドで祝福してくれた多くの人たちを見ることができて嬉しかったよ」。
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