「とても特別なこと」がん乗り越え ホワイトソックス守護神ヘンドリックスが復帰後初勝利
◇MLB ホワイトソックス6-2タイガース (日本時間5日、ギャランティードレイト・フィールド) 【画像】復帰登板でエンゼルス・大谷翔平選手を打ち取ったWソックスのヘンドリックス投手 ホワイトソックスの守護神・リアム・ヘンドリックス投手が、悪性リンパ腫を乗り越え、復帰後初勝利をあげました。 ヘンドリックス投手は2対2の同点で迎えた9回表、3番手で登板。2奪三振を含む三者凡退にピシャリと抑えます。するとその裏、1アウト満塁のチャンスで、ジェイク・バーガー選手が左中間への12号満塁弾を放ち、劇的なサヨナラ勝利を収めました。 ヘンドリックス投手は、2020年、21年にア・リーグ最優秀救援投手「マリアーノ・リベラ賞」を受賞。昨季も37セーブをマークするなど、リーグ屈指のクローザーです。1月にがんの一種である非ホジキンリンパ腫を公表し、闘病生活を乗り越えて、日本時間5月30日に復帰していました。 3度目の登板で今季初勝利をマークしたヘンドリックス投手は、「とても特別なこと。これからも病気と闘っている人々のためにプレーしたい」とコメントしました。
