〝最強〟台風10号、全世帯の2割超す22.5万戸が停電 29日午後9時現在、13万戸余りが復旧せず 鹿児島県内
台風10号の影響により、鹿児島県内では29日、最大で総戸数の22.7%に当たる約22万5320戸が停電に見舞われた。九州電力は現場の確認が済み次第、復旧作業に入るとしている。 【写真】〈関連〉停電の影響を受けた商品に「販売中止」の張り紙をするコンビニのオーナー=29日午後0時15分ごろ、南大隅町根占川北
同鹿児島支店によると、最大だったのは午前8時。戸数の多い順に鹿児島市約4万6460戸、薩摩川内市約2万7500戸、日置市約1万3690戸など。当時の停電率は三島村の94.9%が最も高く、錦江、南大隅、南種子、屋久島の計5町村で80%超えた。午後9時現在、13.7%となる13万5850戸が停電している。 復旧見込みは九電のホームページで確認できる。切れた電線や折れた電柱には近づかないよう呼びかけている。
南日本新聞 | 鹿児島