あなたのパターは? ヘッドデザインでミート率が劇的に変わってしまうという事実が判明【プロとアマで徹底調査】
パターを確実に決めるにはフェースの芯でボールを捉える必要がある。そこで、パターのデザインによって芯に当てやすいものがあるのか調査した。 振りやすかったヘッドデザインと振りにくかったヘッドデザインは一体どれか?? プロが最もミート率が高かったのはセンターシャフト。2位と3位は僅差で、どちらもブレード型だった。これについて飯沼は、以下のように語る。 「センターシャフトはスクエアに構えやすく、シャフトの延長線で打つと自然と芯に当たりました。ブレード型は目印のラインは少ないですが、ヘッドがスムーズに動いて構えたところに戻ってくるので、ラインなしでもミート率が高かったです。逆にラインが長い大型マレットは真っすぐの強制感が強く、振りづらさを感じてミート率が上がりませんでした」(飯沼) アマチュアの鈴木さんの1位は3本のラインが入った大型マレット。ラインなしのブレード型は最下位だった。 「ボクは普段から真っすぐをイメージして打っているので、打点位置やストロークの軌道を教えてくれるラインが入ったパターの方がいいですね。ただし、センターシャフトや太い線が1本だけのものは、1点で打たなければならないというプレッシャーを感じて、逆に振りづらかったです」という。 「ミート率はヘッド形状による振りやすさでも変わりますし、アライメントラインも人によって感じ方が異なるので、自分がスムーズに振れるデザインを見つけることが重要ですね」(飯沼) プロ:飯沼大輔 いいぬま・だいすけ/1978年生まれ。2015年にプロ入りし、現在は「Accuracy Golf Studio」代表。使用パターは幅広ブレードの、スコッティキャメロン「コンセプト M2」 アマチュア:鈴木 忠さん すずき・ただし/1969年生まれ。平均スコア96、ゴルフ歴23年、ラウンド数は月4回。使用パターはネオマレットの、テーラーメイド「スパイダーGT シングルベント」 ◇ ◇ ◇ ●今年はアスリートアイアンが売れているという。関連記事【僕らでも打てるアスリートアイアン27機種‼ 選ぶポイントは『表の顔』と『裏の顔』ってどういうこと?】を読めば、あなたに合うモデルが丸わかり‼