いまだ無所属のセルヒオ・ラモス ブラジル行きをめざすも交渉が次々に破談
レアルで一時代を築いたレジェンド
元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスの所属先がなかなか決まらない。長年にわたってレアル・マドリードで活躍した同選手は、レアル退団後にパリ・サンジェルマンで2シーズンを過ごした後の昨年夏にセビージャに加入。しかし、昨季終了後にわずか1年足らずでセビージャを退団し、その後は現在に至るまで無所属となっている。 セビージャを去った後、ラモスはブラジルでの現役続行を考えていたようだ。スペイン紙『Estadio Deportivo』によると、ラモスは代理人とともにブラジルを訪れ、ボタフォゴ、フラメンゴと契約交渉を行っていたという。 しかし、給与をめぐって両クラブとラモス側の要求額に大きな隔たりがあったため、交渉はいずれも決裂。ブラジル国内のクラブではコリンチャンスもラモスの獲得を検討しているが、こちらもラモス達の望む給与を支払える可能性は低く、交渉成立の見込みはほとんどないだろうとも同紙は伝えている。 ラモスをめぐっては、アメリカのサンディエゴFC、サウジアラビアのアル・ナスルも獲得に興味を示しているとされる。アル・ナスルにはレアルで同僚だったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが在籍しているため、実現すれば中東でかつてのレアルの主将とエースの共演が再び見られることになるが、果たしてラモスはどこを新天地として選ぶのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部