四国霊場6番札所・安楽寺のオリジナルカプセルトイに新商品 高知のお寺とコラボし話題に【徳島】
JRT四国放送
徳島県上板町の四国霊場6番札所・安楽寺が、境内に設置しているオリジナルのカプセルトイ。 いま人気の新しいカプセルトイがあるということで、豊成春子アナウンサーが取材してきました。 (豊成春子アナウンサー) 「葉の色も少しずつ色づきはじめ、秋の気配を感じます。さて、ここ6番札所・安楽寺では、耳をすませば、ある音が聞こえてきます」 「ガチャガチャ」 安楽寺は宿坊を備えた、徳島県内でも珍しいお寺です。 お遍路さんや参拝客に楽しんでもらおうと、住職の畠田裕峰さんは日々知恵を絞っています。 (安楽寺 畠田裕峰住職) 「何か新しいことをやりたいと思ってSNSを始めて、SNSだけでは面白くないのでカプセルトイの作品を募集しました」 (豊成春子アナウンサー) 「ありました、本堂の中にあるんですね。種類多いですね」 2017年から設置されているこのカプセルトイ、安楽寺ではこれまでに約20種類の商品を制作しています。 そんな中、9月から始まったのが高知県にある四国霊場30番札所・善楽寺とのコラボ商品です。 ほかのお寺との連携企画は、今回が初めてだということです。 (安楽寺 畠田裕峰住職) 「88か所の中でSNSに力を入れている2か寺でありますので、お互いに『いいね』を入れあう。高知の善楽寺の住職からお話しいただいて」 カプセルトイに入っているのは、安楽寺からは5種類。 弘法大師をイメージした人形で、カラーリングは全国から募集し、280の案から選ばれました。 そして善楽寺からは4種類、こちらのキーホルダーは人気アニメなどに携わった高知出身のイラストレーター・刈谷仁美さんが描きました。 (豊成春子アナウンサー) 「小坊主くんのアクリルスタンドが出ました、かわいい」 (参拝者) 「かわいいですね。白ですね、いい色で」 コラボ商品のほかにもアクリルのお守りなど、安楽寺限定のカプセルトイも人気を集めています。 服の部分が透明になっているので、背景を透かして楽しむことができます。 (安楽寺 畠田裕峰住職) 「88か所を開かれた弘法大師さまの教えなどを、カプセルにつめられたら面白い。お遍路をせっかくされているのだったら、弘法大師の教えも知ってもらいたい」 安楽寺と善楽寺のカプセルトイは、両方のお寺で2025年8月末まで設置される予定です。