ワールドシリーズでも活躍したトミー・エドマン（ロイター＝USA　TODAY　Sports)

　ドジャースの大谷翔平投手（30）に大朗報だ。ドジャースは29日（日本時間30日）、今季途中に加入し、ワールドシリーズ制覇に貢献した内外野をこなすユーティリティープレイヤーのトミー・エドマン外野手（29）と2029年までの、5年総額7400万ドル（約110億8000万円）で契約延長に合意したと発表した。米スポーツ専門局ESPNのジェフ・パッサン記者によると契約金1700万ドル（約25億5000万円）。30年は球団側が選択権を持つ。 　MLB公式サイトは「プレーオフの英雄エドマンがドジャースと5年間の契約を延長」と速報した。エドマンはカージナルスと25年まで2年1650万ドル（約24億7000万円）の契約を結んでいた。 　エドマンは7月にカージナルスとホワイトソックスの3球団間のトレードで移籍した。中堅や遊撃で再三好守を見せ、勝負強い打撃が魅力だ。メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズでは27打数11安打、打率4割7厘、1本塁打、11打点、OPS1・023の大活躍でMVPに輝いた。 　前半戦を負傷で欠場した今季は8月19日のマリナーズ戦で初出場。37試合で打率2割3分7厘、6本塁打、20打点、6盗塁だった。 　来季、投手復帰する大谷にとって心強い限り。守備と打撃で助けてもらうことになりそうだ。