巨人、大山&甲斐の獲得に参戦へ 大山には大幅な年俸増と5年前後の長期契約を用意か FA宣言めぐり
巨人が、国内FA権を行使することを表明した阪神・大山悠輔、ソフトバンク・甲斐拓也の獲得競争に参戦する方針であることが13日、分かった。FAの申請期間はこの日で終了となったが、2人とも行使。交渉解禁となる15日以降、素早くアタックをするものとみられる。 大山は打線の強化を目指してのこととなる。今季、4年ぶりにリーグ優勝を果たしたが、打線は苦労の連続。クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージも6試合で9得点と得点力不足が敗因の一つとなった。阿部監督もCS敗退翌日のオーナー報告で「チームの課題は明確に出ました。そこを補強だったり新戦力でチーム編成をしていかないといけない。打てなかった。何とか打撃陣をという話」と語っていた。長年阪神の4番を張った大山には大幅な年俸増と5年前後の長期契約を用意しているとみられる。 甲斐の獲得にも乗り出す。今年も正捕手が固定できず、岸田が最多の88試合に出場していた。大城卓は12日に国内FA権を行使せず残留を表明したが、長年ソフトバンクの正捕手を務め、日本代表経験も豊富な甲斐を獲得し、戦力に厚みを持たせたい考えだ。
中日スポーツ