選抜1号艇はトップルーキーの末永

　ボートレース戸田の男女混合の4日間シリーズ（得点率制）が開幕する。 　初日メインの選抜戦1号艇はトップルーキーの末永和也。獲得した36号機は連対率43％の好素性機で前検1番時計（6・50）をマーク。実際に直線の雰囲気は良好だった。 　「自分は淡水の方が好きで戸田も好き。ここは狭いという人もいるけど、自分は乗りやすいと思っている」。当地は前回3月のクラシックでSG初の予選突破と結果を出し、イメージも上々のようだ。 　他の選抜組では中田がエース8号機を獲得したが、まだパワーを実感できず。一方、松田と三浦の2人が好感触をつかんでいた。 　予選組では、桐生順平が周年記念を制した22号機を同じ地元の青木がゲット。「パワーを感じる。余裕がある感じがした」と手応えも十分。ほか、松尾、岩崎、藤山、高塚、船越、島倉らも周年で動きが良かったエンジンを手にした。 　＜1＞末永和也　起こしが悪くてターンのしにくさもあったが、パワーはありそう。タイムが良かったし、特訓も少し伸びていた。 　＜2＞三浦永理　思っていたよりはいい。特に乗った感触が良かった。（前操者の）池田浩二さんがいろいろやってくれていると思う。 　＜3＞松田大志郎　少し重たいけど、進む感じは悪くない。このまま一度レースしてみたい感じ。ペラは今の状態がベースになりそう。 　＜4＞赤羽克也　出足が甘くてスピードに乗るのが遅かった。同じ班では小倉選手が良さそうだった。他は似たり寄ったり。 　＜5＞中田元泰　みんなと変わらない。いいエンジンという感じはなかった。回転不足っぽいので調整する。戸田の印象は悪くない。 　＜6＞佐藤大佑　伸びを求めてペラを自分の形に叩いたが、行き足が弱くてスタートが届かなかった。でも行き足はギアで改善しそう。