[山口県]ライダーも家族連れも楽しめる くすの森キャンプ場グランドオープン 下関・豊浦川棚
下関市豊浦町川棚のライダーズハウスくすの森・くすの森キャンプ場が19日、グランドオープンを迎え、現地で記念式典があった。国会議員や市関係者らを来賓に、地域住民ら約50人が出席して完成を祝い、トランぺッター、田尻大喜さんの演奏会や富くじ、餅まきなどのアトラクションもあった。 同町吉永の種苗会社、ピーエスピー(重岡伸一社長)が整備、運営し、ライダーだけでなく、家族連れも楽しめる施設を目指す。約2ヘクタールの敷地にライダーズハウスやオートバイ神社、キャンプサイト、キャンピングトレーラー、トイレ、シャワー室などを備える。種苗会社が運営するだけに、四季を通じて多彩な花を楽しめるよう植栽も充実。収穫体験なども企画する。 ライダーズハウスは敷地面積約76・5平方メートル、木造2階建て。約100年前の長屋を改修し、1階に受付と売店、応接室、トイレ、女性用シャワー室を設置。2階は宿泊可能な2人部屋3室、1人部屋4室を用意。売店ではオリジナルグッズなどを販売。食材や貸し出し用テントもある。 今後、同神社御朱印や絵馬かけ所、サウナ施設、観音堂などを設置予定で、1口2万円から寄付を受け付けている。協力者は寄付石や札に名前を表示する。 重岡社長は「豊かな自然に恵まれ、多くのライダーに親しまれた場所。改めて皆さまのご厚情に感謝申し上げる」とあいさつした。