山形東部ボーイズ、逆転サヨナラで会津大会優勝 春季全国大会出場の寒河江を下す
◆第17回会津大会 関東大会東北南支部予選 ▽決勝 山形東部7x―6寒河江(5月19日、会津坂下町・BMI鶴沼球場) 関東大会の東北中央支部予選、会津大会・東北南支部予選の決勝が19日、それぞれ行われた。中央支部は宮城仙北ボーイズが、南支部は山形東部ボーイズが優勝。支部単独で初めて行われた大会で、両チームが初代王者となった。 ※ ※ ※ 山形東部が逆転サヨナラで、春季全国大会出場の寒河江を下し、初代王者となった。 1点を追う7回、植松が死球で出塁、安孫子が犠打で送り1死二塁で4番・齋藤が中越え三塁打を放ち同点に追いつくと、5番・武田がレフト前にはじき返しサヨナラだ。 安孫子正義監督(51)は「接戦の中、子どもたちが最後まで諦めずに戦った結果です」と頑張りをたたえた。齋藤は指揮官が能力を評価し「4番を外さない」と起用を続けてきた。「優しい子ですが、積極性が出て頼りになる4番になりました」と語った。 右肘を骨折し登板できないエース右腕の金子が今大会は主将を務め、チームを盛り上げた。決勝は5投手の継投でしのいだ。2年ぶりの選手権大会出場へ。練習場も近い、ライバル・寒河江との“前哨戦”に勝利しムードは最高だ。 【山形東部・登録メンバー】※は主将 ▽3年生 ※金子怜平、齋藤瑛太、安孫子壮磨、日下部翔、嶋崎塁、寒河江壮、高橋蓮、矢萩凪音、武田耀斗、石山清志朗、菅藤瞭成、大石啓人、近藤圭悟、高嶋唯翔、植松恭介 ▽2年生 中村成仁、須藤玲亜、佐竹朝光、國井楓、渡辺陽向、青柳煌大、三澤智樹、加藤豪志、中村亘汰、菊地承太郎
報知新聞社