田嶋幸三氏、本田圭佑は「特にサッカーに対する熱量すごくある。一緒にできるものはやっていく」
国際サッカー連盟(FIFA)理事で日本サッカー協会(JFA)前会長の田嶋幸三名誉会長が20日、都内で取材に応じた。 FIFA総会(タイ・バンコク)などに出席して帰国したばかり。田嶋氏は、バンコクで本田圭佑に会ったことも明かし「サッカー的にも、ビジネス的にも、非常にしっかりやってくれている」とした上で「特にサッカーに対する熱量がすごくある」と評価した。 田嶋氏は「本田は、タイでも育成年代の4対4サッカーを披露した。(日本サッカー協会の)宮本会長も協力するといっていたし(JFAとして)一緒にできるものはやっていく。彼は4対4を世界に広めたいと言っていた」とも話した。 本田は元なでしこで世界一になった宮間あや氏、岩渕真奈氏らとともに、FIFAレジェンドとしてFIFA総会に招待されていた。 日本代表として3度のW杯に出場した本田は、会の中でレジェンドの1人として登壇。初めてFIFA総会に出席していた。 会の中で、人種差別に世界的に反対する5つの行動の柱が発表された際には、ジャンニ・インファンティノ会長を中心に、多くの「レジェンド」たちが登壇。本田も賛同の拍手をするなどしていた。 本田はXで「FIFA議会(in Bangkok)初めて出席したけど、良いところも悪いところも大体イメージは掴めた」と投稿した。 その後、18日にはタイで自身が発案した独自ルールの4人制の子供たち向けのサッカー大会「4v4」を初めて海外で開催するなど、勢力的に活動を続けている。