長崎スタジアムシティに設置された長崎大学の新しいキャンパスが、18日オープンし、関係者向けの内覧会が開かれました。 城・黒・黄を基調にしたスタイリッシュな新キャンパス オープンしたのは長崎大学テクノロジーイノベーションキャンパス、略して「NUTIC（ニューティック）」です。企業と近い距離で連携できるよう、長崎スタジアムシティのオフィスビル4階に設置され、オープニングセレモニーには大学や企業の関係者など80人が出席しました。 長崎大学 高田英明副学長: 「"産業界の出島"的な役割という形でこの場をうまく活用していきたい」 NUTICは、1800㎡の広さに教職員の研究室や70人規模で使える研究エリアなど24部屋を備えています。ここでは「情報データ科学部」の学生らが、企業と連携してデータサイエンスやICT=情報通信技術分野などの研究・実験を行う予定です。 長崎大学 永安武学長: 「大いにこの環境を楽しんでもらいたい。楽しむことで新しい発想につながっていきますからそういった意味で自由にやってもらいたい」 NUTICは10月中に各研究室の入居を終え、11月以降、本格的な研究指導が始まることになっています。