故エリザベス女王の「最期の瞬間」が明らかに…側近がメモに記録
チャールズ国王は母を見舞った時、その日の内に母親が死去するとは思わなかったようだ。その証拠に母を見舞った後、「頭を切り替えるため」にチャールズ国王は一人で敷地内にキノコ狩りに行っている。しかし国王が城内に戻る前、15時10分に女王は死去したため、チャールズ国王は臨終には立ち会っていない。 17時ごろウィリアム王子、ハリー王子、アンドルー王子、エドワード王子とソフィー妃等が続々とバルモラル城に到着したが、すでに女王は死去した後だった。 女王死去の第一報は同日18時31分、BBCによって報じられた。 長く君主を務めた女王。直接かかわる事のない一般市民も、節目節目に女王や王室に関連する出来事が記憶として刻まれている。君主制や王室の在り方に対する見解は様々だが、女王の「最期の瞬間」が安らかであったことに、「静かな安堵」を感じている市民は多いようだ。 王室はこの伝記や「最期の瞬間」についてコメントはしていないが、否定もしていない。
文:宮田華子