小松未可子が謎の少女アン役、村瀬歩が天使ムニエル役

　オリジナルシリーズ「SAND LAND: THE SERIES」が3月20日から、ディズニープラス「スター」で世界独占配信されることが決定した。「ドラゴンボール」の鳥山明氏による名作コミックを長編アニメーション映画化した「SAND LAND」に、映画では描ききれなかったカットや原作の名シーンを追加した「悪魔の王子編」と、鳥山氏本人が考案した映画版に続く“新章”「天使の勇者編」が、世界中のファンに届けられる。 【フォトギャラリー】映画「SAND LAND」 　舞台は、魔物も人間も水不足に苦しんでいる砂漠の世界・サンドランド。悪魔の王サタンの息子で、“極悪の悪魔”を自称しているが少年のように純粋な心を持つ王子ベルゼブブは、盗みが得意で物知りなお目付け役の魔物シーフや、正義感あふれる人間の保安官ラオとともに、広い砂漠のどこかにあるという「幻の泉」を探す旅に出る。 　世界配信日の決定にあわせて、鳥山氏が約20年の時を経て「SAND LAND」のその先の展開を考案した新たな物語の描き下ろしイラストが公開された。荒涼とした“サンドランド”と打って変わって、緑豊かな“フォレストランド”を背景に、新キャラクターである謎の少女アンと、天使のムニエルが初披露されている。また、小松未可子がアン役、村瀬歩がムニエル役を務めることも明らかになった。 　「SAND LAND: THE SERIES」は3月20日から、ディズニープラス「スター」で世界独占配信される（20日に第1話～第7話を配信。以降第8話からは、毎週水曜に1話ずつ配信）。小松と村瀬から届いたコメント（全文）は、以下の通り。 ■小松未可子（アン役） ［Q1］ご自身のキャラクターや作品に対する印象 　鳥山先生の作品は、小さな頃から気づけばそばにあって、自然に触れていたのですが、ギャグど真ん中でも、最強のバトルアクションでもなく、舞台は砂漠！　主人公の少年悪魔、おじさまたち、そして戦車にメカ！　渋い！　でもカッコイイ!!　世界観に思わず没頭してしまいました。アンはオリジナルキャラクターですが、メカニックということで、彼女もまた頼りになるひとりなのです。どんな活躍を見せてくれるのでしょうか……！　ベルゼとの掛け合いが、アフレコでもとても楽しかったです。 ［Q2］ファンの皆様へメッセージ 　アニメーションとCGの融合！　この砂漠の世界に、戦車に、メカニックに、緻密な描写が映えまくっています！　このワクワク感は、どの世代にも刺さるはず……!!　何年経っても色褪せないメッセージが込められています。ぜひ楽しんでください！ ■村瀬歩（ムニエル役） ［Q1］ご自身のキャラクターや作品に対する印象 　鳥山先生原作作品ということでドキドキしながらオーディションに臨みました。ムニエルは天使なのですが、中々にいい性格をしたペテン師、いえ、ペ天使です（笑）。皆さんにワクワクしていただけるような楽しいキャラクターになっていると思います！ ［Q2］ファンの皆様へメッセージ 　今回「SAND LAND」に関われてとても光栄に思っております。アフレコの際にこちらの持ってきたアイディアを生かしていただけたり、絵も鳥山先生の世界観を大事にして描かれているのがとても伝わりました！　見応えのある作品になること間違いなしなので是非楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。 ＜「SAND LAND」概要＞ 　バンダイナムコエンターテインメントと集英社が、「SAND LAND」を多面的に展開する「SAND LAND project」を始動させ、そのプロジェクトの第1弾として、「SAND LAND」（監督：横嶋俊久）が、2023年8月に映画化された。アニメ制作を手がけるのは、「機動戦士ガンダム」「ラブライブ！」シリーズなどで知られるサンライズ。さらに、3DCGを独自の技術で2Dセル画のように仕上げる作風を生み出したアニメスタジオ・神風動画、ハイクオリティな3DCGアニメを得意とするANIMAが加わるという、精鋭チームのタッグで完成に至った。 　主人公の“ワル”だけどピュアな悪魔の王子・ベルゼブブを「小林さんちのメイドラゴン」の田村睦心が演じるほか、ジェイソン・ステイサムの吹き替えで知られる山路和弘がラオ、「ONE PIECE」シリーズのチョーがシーフを担当。鶴岡聡（アレ将軍役）、飛田展男（ゼウ大将軍役）、大塚明夫（大魔王サタン役）、杉田智和（スイマーズ・パパ役）ら実力派が集結している。