ものづくり企業190社が一堂に 製品や技術をPR
県内外のものづくり企業が、製品や技術力をPRして、新たなビジネスチャンスにつなげる展示・商談会が21日、宇都宮市で開かれました。 この展示・商談会は、ものづくり企業のビジネスマッチングを支援して、地域経済の活性化につなげようと、足利銀行が県内の金融機関や栃木県などと開いています。 会場となった宇都宮市のマロニエプラザには、県内をはじめ関東圏内のものづくり企業、およそ190社が出展しました。 今回は初めて参加した企業が70社を超えていて、足利銀行ではコロナ禍をようやく脱却して、企業に積極経営に乗り出す機運が出てきたと分析しています。 初出展となったこちらの自動車整備工場は、レーザーによる溶接技術を導入し、数年前から家畜の運搬車を製造しています。一方、増加しているゲリラ豪雨など大雨の災害の対策として、こちらの企業は工場や倉庫の屋根に、もう1カ所、雨どいを設置する工法を開発し、大型の模型を使いPRしました。 また、TOPPANが特別出展し、VRを使っての体験などで、最先端のものづくりを紹介しました。 今回は出展した企業の個別商談が、214組あったということです。
とちぎテレビ