【新日本】棚橋弘至社長「ピュアでしたよ、虎ハンター」11日仙台大会で小林邦昭さん追悼
＜新日本プロレス：仙台大会＞◇11日◇宮城・仙台サンプラザホール 新日本プロレスでは「虎ハンター」の異名で初代タイガーマスクのライバルとして活躍し、引退後は、新日本プロレス道場の管理人としても知られていた小林邦昭さんが9月9日に逝去した。 小林さんへの追悼の意を込めて、仙台大会の試合前に、10カウントゴングセレモニーが行われた。新日本の棚橋弘至社長が小林さんの遺影を持って登場、さらに4代目タイガーマスクもリングに上がった。 リングサイドには、本隊とCHAOSの面々、ヤングライオンがライオンマークTシャツ姿で整列。さらに、Just 5 Guys、TMDK、UNITED EMIRE、ロス・インゴ・ベルナブレス・デ・ハポンのメンバーも顔をそろえた。 阿部リングアナウンサーより、小林さんの経歴が読み上げられたあと、10カウントセレモニーがしめやかに執り行われ、会場のファンとともに選手、関係者が祈りをささげた。セレモニー終了後には、小林さんの入場テーマ曲『The Room Part1』が場内に流され、選手退場となった。 棚橋弘至のバックステージでのコメントは以下の通り。 （時折、言葉を詰まらせながら）「僕、入門してね、2000年の4月に引退されて、その後は本当にもう道場の管理人として、僕がヤングライオンの頃、だから僕以降の全ての選手は小林さんに本当にいろいろお世話になってまして、みんなそれぞれに小林さんとの思い出、エピソードっていうのはいろいろあるんじゃないですかね？」 「本当にあの、優しい方で、レスラーの巡業の大変さだったりとか、試合のキツさとかちゃんと理解してくれてて。いつも本当に現役の選手を労う言葉をいっぱいかけてもらって。本当に小林さんのちゃんこで今の選手は大きくなったし、本当に長い間、新日本プロレスに関わっていただいて、盛り上げていただいて、助けてくれてありがとうございました。これからも新日本プロレスの選手たち、見守っていてください。本当にありがとうございました」 －ファン時代に見ていた小林さんと、実際に道場で接した小林さんと、全然印象が違っていましたか 「う～ん、小林さんはね、維新軍とかやっぱ反体制が多かったんですけど、本当に純朴な方で、本当になんだろう？ やっぱりプロレス界に入るのが早かったからですかね？ 本当にピュアなままね…ピュアでしたよ、虎ハンター」
