駆除への苦情に「お宅にクマ送る」 議会での発言について秋田・佐竹知事 職員を守る意図もあると説明
秋田朝日放送
秋田県の佐竹知事は17日の県議会でクマを駆除した後に寄せられる苦情に対して「お宅に送る」と発言しました。知事は18日発言の真意を釈明しました。 佐竹知事の「クマを送る」発言は17日の県議会で飛び出しました。 佐竹知事(17日):「私にねもし来たらひどいですよ。完全に相手を威嚇します。知事がこういうこと言うと悪いかもしれないけど『そんなに心配ならお宅に送ります。住所』と。相手は切るんですよ。いずれ話してもわからない人にあまりお付き合いする必要ないと思います」 県によりますと、秋田市のスーパーに侵入したクマの捕獲について12日までに56件の電話がありました。そのうち24件は殺処分に反対する意見で県外から寄せられたものが多かったということです。中には通話が30分に及び、業務の支障になっています。 発言の真意は。18日佐竹知事が釈明しました。 佐竹知事(18日):「例えですよ昨日の話は例え。送るわけにいかないでしょ。非常に表現が評判良い。SNSで8割、9割正論だと効果があったと思っています」 佐竹知事はトップが悪質なクレームに対して毅然とした態度を示すことで職員を守る意図があったとも説明しました。 佐竹知事(18日):「『例えば税金泥棒』とか『お前が死ね』とかすごい発言があるんですね。毅然とした対応をすることで職員がやりやすくなりますから」
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