山梨学院、六回以降突き放す 10安打の白樺学園、好機つかめず 交流試合
◇20年甲子園高校野球交流試合 ○山梨学院8-3白樺学園●(17日・甲子園) 山梨学院が中盤以降に突き放して快勝。同点の六回1死満塁から河野の走者一掃の二塁打で3点を勝ち越し、八回は古川の適時打で2点を加えた。投げては川口、古川の1年生リレーで反撃をしのいだ。 【交流試合最後の熱闘】山梨学院VS白樺学園 白樺学園は五回に川波の中越えソロで追い付いたが、10安打を放ちながら打線がつながらず、救援陣も踏ん張れなかった。 ◇申告敬遠「練習試合で左打者に打たれていたので」 山梨学院・吉田洸二監督 (決勝打の)河野は守備がまずい選手だが、10点取らないとひどい試合になると思い、攻撃的布陣で臨むために起用した。(申告敬遠は)川口が練習試合で左打者に打たれていたので使った。 ◇テンポの悪い攻め方をしてしまった 白樺学園・戸出直樹監督 投手が粘り強く試合を作り、序盤から好機は多かったが、勝負どころで打てなかった。2アウトから走者が出るなどテンポの悪い攻め方をしてしまった。相手は緩急を付けた配球がうまかった。