お風呂リフォームは人生への投資!2024年に流行しそうなバスルームのインテリアは?注目のバスタブ、素材、色…
トレンドは流行りすたりが激しいもの。デザインに関していえば、やはり定番がいつの時代にも支持されるものです。とはいえ、ときにはトレンドに乗ってみるのも楽しいものです。バスルームのようなプライベートな空間で流行を取り入れて楽しむのはいかがでしょう。 【写真集】冬のお風呂を楽しむための人気ブランドのバスアイテムまとめ インテリア事務所のブラッド・ラムゼイ・インテリアズの代表兼創設者であるブラッド・ラムゼイが指摘するように、バスルームを新しくするのにはお金がかかります。しかしバスルームで「人生の浮き沈みに立ち向かう心の準備をしたり、長い1日の疲れを癒したり」する時間の長さを考えてみれば、お金をかけることが人生への投資であることは一目瞭然です。 「ワードローブや車、家具をそのときどきのトレンドに合わせて買い替えるのと同じように、少なくとも10年から15年に一度はバスルームをリニューアルすることを、できる限り優先順位の上位に入れておくべきでしょう」とラムゼイ。 またすべてのトレンドを取り入れる必要はありません。インテリアデザイナーのネイト・バーカスは「現在も将来も愛せるもの――つまりタイムレスでクラシックなものを取り入れるのが私の基本的な姿勢です」。 そのうえでトレンドのなかにピンとくるものがあれば、全面的にリノベーションしてそれを取り入れるのではなく、タオルやバスマット、インテリアグッズなどちょっとしたもので加えればいいのです。 最新トレンドの取り入れ方にはいろいろありますが、まずはそのトレンドを見てみましょう。
サウナ付きのスパルーム
自宅にスパルームをつくりスパタイムを味わう人が増えてきていますが、この傾向は今年も続くでしょう。インテリアデザインの素材を製造販売する企業、コセンティーノの2024年トレンドレポートからもわかります。デザイナーの69%、住宅所有者の53%がホテルにインスピレーションを得たようなスパルームを自宅につくりたいと回答。全米キッチン・バス協会(NKBA)も2024年バス・トレンド・レポートのなかでトレンドチャートのトップを占めているのは「生活の質を向上させるようなスパのような雰囲気」だと報告しています。 ラムゼイはこういいます。「在宅ワークや自宅でのエクササイズが推進されるなかで、スパタイムも自宅で、という人はさらに増えるでしょう。スチームシャワー、赤外線サウナ、水風呂の値段が手頃になるにつれて、自宅を設計するときこれらを取り入れる人が増えています。このようなトリートメントを自宅で楽しむのは確かに割高。しかし、定期的に利用できることを考えるとスパの会員になるよりもずっとメリットがあるといえるでしょう。それに私たちはトリートメントを続けることが大切であることをわかっています。ですからこれは、健康と質の高い幸せな生活のための真の投資なのです」