「高齢者バンドにとって、令和の夏は暑すぎる」サザンが最後の夏フェス出演、デビュー記念日に発表
国民的ロックバンド・サザンオールスターズが6月25日、46回目のデビュー記念日を迎え、9年ぶりのオリジナルアルバムのリリースなどを発表。6年ぶりに出演する野外フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA」を最後に夏フェスから勇退することを明かし、大きな反響が寄せられています。 【動画】フェスでのサザンを見る
「ナウでヤングな若者だった我々サザンですが、気がつけばメンバー全員古希目前」
46回目のデビュー記念日に公式サイトなどで発表された内容は、桑田佳祐さんがメッセージを添えて詳述。「デビューした当初はナウでヤングな若者だった我々サザンですが、気がつけばメンバー全員古希目前（汗）」と46年の変化をしみじみとつづった上で、「我々のやるべきことは常に『新曲を作り、届けること』」だと説明しました。 その上で、「メンバー全員腹を括り、今のサザンに出せるすべてをもって、全身全霊で“オリジナル・アルバム”を創りお届けすることを、ここに宣言いたします!!」と、2015年3月にリリースした「葡萄」以来9年ぶりのアルバムとなる16thオリジナルアルバムを年内にリリースすることを明かしました。 また、アルバムに先行する形で、6月25日には新曲「恋のブギウギナイト」を配信リリース。「Relay～杜の詩」以来約9カ月ぶりの新曲は、7月3日からスタートするフジテレビ系ドラマ「新宿野戦病院」の主題歌に決定しています。
我々高齢者バンドにとって、令和の夏は暑すぎるよ（笑）
そして、野外フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA」への出演。25周年を迎えた今回のロッキンは、8月と9月にそれぞれ5公演を実施。サザンは最終日となる9月23日の大トリを務めます。サザンの演奏時間は通常より長くなる予定だとフェス公式Xは伝えています。 ロッキンには過去2回（2005年、2018年）出演し、それぞれ最終日の大トリを務めたサザン。6年ぶりのロッキン出演ですが、続く説明では「なお、今回の出演をもって、サザンオールスターズ、“最後の夏フェス出演”とさせていただければと思っております」と夏フェスからの勇退を発表。「我々高齢者バンドにとって、令和の夏は暑すぎるよ（笑）」としながらも、「後進の素晴らしいミュージシャンたちに日本の夏フェスの未来は託したいと思います」と伝えました。
