「高齢者バンドにとって、令和の夏は暑すぎる」サザンが最後の夏フェス出演、デビュー記念日に発表
桑田佳祐コメント全文
どうもお騒がせしております。 サザンオールスターズ・桑田佳祐です。 昨年、我々はデビュー45周年を迎えまして、新曲のリリースに「茅ヶ崎ライブ2023」の開催と、皆様のおかげで大変充実した1年を過ごさせていただきました。本当にありがとうございました!! あっという間に時は過ぎて、本日また、デビュー記念日が巡って参りましたが、サザンオールスターズの活動は……続きます!! 昨年冬よりスタジオに日々通い詰めておりまして、現在9年ぶり16作目のオリジナル・アルバムを年内にリリースするべく鋭意制作中であります!! デビューした当初はナウでヤングな若者だった我々サザンですが、気がつけばメンバー全員古希目前(汗) ※毛ガニは今年10月で70歳。 昭和から平成、平成から令和へと世は移ろい、音楽の聴かれ方も目まぐるしく変わって参りましたが、我々のやるべきことは常に「新曲を作り、届けること」。やはり、これに尽きるのではないでしょうか。しかし、オリジナル・アルバムをひとつ作るのには、非常に長い時間と労力がかかってしまうのが現実であり、それなりの覚悟がいることも正直なところであります。 しかし、ここまできたらメンバー全員腹を括り、今のサザンに出せるすべてをもって、全身全霊で“オリジナル・アルバム”を創りお届けすることを、ここに宣言いたします!! そして、6年ぶりにROCK IN JAPAN FESTIVALにも出させていただくことになりました!! なお、今回の出演をもって、サザンオールスターズ、“最後の夏フェス出演”とさせていただければと思っております。我々高齢者バンドにとって、令和の夏は暑すぎるよ(笑) 一旦、サザンは今回で卒業させていただき、後進の素晴らしいミュージシャンたちに日本の夏フェスの未来は託したいと思います。(それでいいよね、渋谷会長?) 今年は、ROCK IN JAPAN FESTIVALが25周年ということで、超ど派手な夏祭り(フェス)と行こうじゃありませんか!! そんなこんなで、まずは新曲「恋のブギウギナイト」の配信リリースから始めさせていただきたいと思います。 切ないながらもノリノリなナンバーですので、たくさん聴いてちょうだい アルバムに関しては、もうしばらくお待ちくださいね。 皆さまどうぞよろしくお願いいたします!! サザンオールスターズ 桑田佳祐
ねとらぼ