「高額お手当」でもオファー殺到…本誌記者が体当たりで「エリートパパ活女子」と”デート”してみた
前回『月収100万円超えで納税もきっちり… エリートパパ活女子が明かす「私が活動を始めたワケ」』で取材した、容姿もコミュニケーション力も抜群なパパ活女子Aさん(27)。彼女の本当の魅力に迫るには、やはり実際に彼女がどのようなデートをしているのか、取材しなければなるまい。実際に“デート”をお願いしてみた。交換したLINEに連絡をしてみたところ、快諾の返事をもらった。 【こんな美女が…】すごい……交際クラブHPの新規入会女性たち 前編はこちら『月収100万円超えで納税もきっちり… エリートパパ活女子が明かす「私が活動を始めたワケ」』 パパ活アプリによくいる女性と彼女の一番の違いは「意識」ではないだろうか。交際クラブは遅刻、態度が悪いなど「失態」があると男性会員からクラブ側に報告が入り、以後別の男性が指名した際にそのような事例が報告されている旨をクラブのスタッフから伝えられてしまう。そういったこともあるせいか、予定を決めるまでのLINEでの連絡に対する彼女のレスポンスは非常に良かった。 そもそも若い女性はあまり即レスしない。パパ活アプリで出会った女性は特にレスポンスが悪いと聞く。以前取材したパパ活男性からこんな話を聞いたことがある。 「予定を確認しているのに平気で2~3日後に返信してくることなどザラだ。時間の変更、ドタキャンも当たり前。どれだけ関係性を築いても当日現れるまで『会える』という確信が持てない子が多い」 そういった知識があったせいもあるが、送ったLINEが少なくとも半日以内に返ってくることに最初は驚きながら「約束した日に確実に会えるんだ」という安心感が生まれる。 これまでに取材したパパ活経験者によれば、パパ活は金銭を絡めた疑似恋愛みたいなものだという。彼女のレスポンスが早いのは当然そこにお手当が絡んでいるからなのだろうが、それでも気分がいいものである。こういった要素も高額なお手当に含まれているのかもしれない。 約束の前日、こちらから「明日はよろしくお願いします」と連絡をした。「パパ活アプリの女性は平気でドタキャンするので前日確認したほうがいい」とベテランパパ活男性から忠告されたからだ。彼女は驚いたように「今連絡しようと思っていました」とすぐ返信してきた。自分から前日確認の連絡を入れるつもりだったようだ。会う前からデートは始まっている、そう思わせる丁寧な対応だ。 “デート”当日も、仕事が終わってすぐに「予定通り到着します」という連絡があり、一足先にお店に入って待ってくれていた。 ◆“デート”に選んだ場所は…… 都内の和食居酒屋で“デート”はスタートした。お酒があまり飲めないのでご飯を楽しみたい、という彼女の希望をかなえるために、彼女が普段行っているお店をいくつか教えてもらって選んだ。本当に普通の20代の女性が行くような、アジアン料理のお店だったりと意外と普通で拍子抜けした。交際クラブの女性なので一人1万円ぐらいする店じゃないと、などと考えていたが無用な心配だった。こんな人柄が定期のパパを複数抱えることができる要因なのだろう。 前回会ったときはあくまでも「取材」、初対面だったため彼女もある程度言える範囲で話してくれていた。だが、今回は「デート」だからか、さらに深い話を聞かせてくれた。 仲のいい友達にはパパ活をしていることも話しており、交際クラブを勧めたりもするようだ。ただどうしても抵抗があってできない子はギャラ飲みで上手く稼いでいるという。 「確かに中年男性とホテルに行くとなると考えちゃうよね」と言うと、 「普通はそうだと思います。私はパパ活アプリで出会って初めてそういう関係になった人がすごくいい人だったからそこで抵抗感がかなり無くなりました。以前のパパ活アプリは、今ほど変な人が多くなかったので本当にいいタイミングだったんだと思います」 彼女がパパ活を始めた’20年頃というのは今ほどSNSでパパ活のことが投稿されたり、頂き女子のような輩もいなかったので相場は大人の関係にしても2~3万円というのが普通だったと聞く。そんな状況下でも1回20万円もくれるような男性に巡り合えている。もちろん容姿やコミュニケーション力が優れていることもあるが「運」も持っている。 話が盛り上がって「食事だけでも楽しいな」などと思ってしまうくらいだったが2時間程度たっていたこともあり彼女の方から促される形で店を出た。この時点で私は時間の感覚がやや無くなっていた。 4時間の“デート”はあっと言う間だった。交際クラブの初回デートは基本4時間とクラブ側から女性は言われており、男性側もそれに合わせてあげるのがマナーだ。すっかりそんなことを忘れていた私は、それとなく彼女に促されて初めて気づいた。 〈あ~、そりゃそうだよな〉 少し申し訳ない気持ちになった。彼女は会う前から今この瞬間まで十分満足させてくれている。バシッと4時間で切り上げて気持ち良く送り出せなかったことが、とても恥ずかしかった。おそらくそれは、これだけの美人でコミュニケーション力がある彼女が、完璧にこの日の“デート”の相手をしてくれたからなのかなと彼女と駅に向かう道中に冷静に分析をする自分がいた。 「また来月会えたらいいですね、今日はありがとうございました」 最後まできめ細かな配慮ある彼女の言葉を聞きながら改札をくぐった。 帰宅してしばらくするとお礼メールもちゃんと来ていた。エリートパパ活女子は会う前から会った後まで夢を見させてくれた。 パパ活界隈は、そもそも〝買い手〟側の男性が優位で女性同士の競争は激しい場所だと言われている。ましてやお金に余裕がある男性が集まる交際クラブでは、若さや容姿のすぐれている女性は珍しくもない。その中でもAさんに人気が集中するのは、やはり細やかな気配りでひとときの〝夢〟を見せてくれるからなのだろう。だからこそ男性たちは彼女に高額な〝お手当〟も惜しまないのかもしれない。
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