2度目のNBAファイナルは「かなり違う」 ジェイソン・テイタムが優勝に意欲「勝たなければいけない」
ボストン・セルティックスはフランチャイズ史上23回目のNBAファイナル進出を果たし、日本時間6月7日(現地6日)からダラス・マーベリックスと対戦する。自身2度目の大舞台となるジェイソン・テイタムは、「勝たなければいけないシリーズ」と意気込んでいる。『ESPN』のティム・ボンテンプス記者が伝えた。 今季64勝を挙げてリーグ最高勝率をマークしたセルティックスは、イーストの第1シードでポストシーズンへ。プレイオフ1回戦でマイアミ・ヒートを4勝1敗で下すと、カンファレンス準決勝でクリーブランド・キャバリアーズ、カンファレンス決勝でインディアナ・ペイサーズを退けて、NBAファイナルに駒を進めた。 今プレイオフで全14試合に出場して平均26.0得点、10.4リバウンド、5.9アシスト、1.1スティールを記録している26歳のテイタムにとっては2022年以来のNBAファイナル。当時は平均21.5得点、6.8リバウンド、7.0アシストと奮闘したが、手首の怪我の影響もあってフィールドゴール成功率36.7%にとどまり、ゴールデンステイト・ウォリアーズにシリーズ2勝4敗で敗れた。 満を持して自身初のリーグ優勝を目指すテイタムは、「ファイナルの経験から学ぶことはたくさんある。そして、今回は前回とはかなり違う。以前の僕たちは明らかに力不足だった。そしてファイナルの舞台にもう一度立つ絶好のチャンスを手にした。2度目のチャンスは常に得られるわけではないから、できるだけシンプルにやりたい。勝たなければいけないシリーズだ」と意気込む。 また、プロ入り後2年間セルティックスで同僚だったマブズのカイリー・アービングに対しては、「かなり昔のことのように思えるが、チームメイトとしてアービングと過ごしたいい思い出がたくさんある。彼は今まで見た中で最も才能ある選手の1人だ」とリスペクトの念を示していた。
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