【動画】白バイ直伝! 究極の安全ライテク[令和ver.] #5:ビシッ! 大型バイク安定走行のひみつ
卒検以来!? 一本橋に挑戦! まさかの脱輪祭り……
まずは早速一本橋に挑戦! 教習所の課題ゆえ、免許取得の前からできていたはず…..ところが! にゃんばちゃんも山形も、みごとに脱輪! ─────バイク乗りなら誰でも経験者のはずの一本橋だが……。 片岡隊員「難波さんは落ちちゃいけないというところに意識が集中してしまって、ハンドルを切ることができずに体でバランスを取ってしまっています」
体でバランスを取るな……だと?
片岡隊員「もう一度2輪車のバランスはどうやって取っているのか思い出してほしいんですが、どうやって取っているかわかりますか?」 にゃんばちゃん「バイクのバランス……?」 片岡隊員「自転車もバイクも理屈は同じです」 山形「カラダで……」 片岡隊員「実はハンドルでバランスを取っているんです。バランスが崩れたらその方向に下(接地面)を寄せなきゃいけない。運転操作としてどうすればそれができるかというと、ハンドル操作です。例えば、右にバランスが崩れ始めたら右にハンドルを切って接地面を右に持って行けばバランスが取れるわけですよね。左はその逆です」 ─────バランスの基本はハンドル操作! 傾きそうになったらその方向にハンドルを切るのだ。 にゃんばちゃん/山形「ほぉぉ……」 片岡隊員「ただし一本橋は幅が狭いですよね。でも30センチあるので、その幅の中でハンドルをしっかり切ってあげるってことなんですね。」
一本橋、ふたたび……ただし! アクセルもクラッチも使うべからず!
片岡隊員「ゆっくり走るってことを意識しすぎずに、30センチの幅の中でハンドルをしっかり切ってあげるってことに意識を集中してもらいたいので、アイドリングとリヤブレーキだけで、半クラッチを使わずに乗ってみますか」 にゃんばちゃん/山形「……」 片岡隊員「いいですか?」 にゃんばちゃん「……はい! どこまでもついて行きます、先生!」 まずは緊張の面持ちのにゃんばちゃんからチャレンジ! 続いて山形も続く。結果はムービーで確認されたし! ─────アクセルとクラッチは気にせず、ハンドルに意識を集中! ひとつだけ、片岡隊員のアドバイスから重要なポイントをお伝えしておきたい。ひとつは“エンジンとの対話”の大切さ。他のエピソードでも繰り返し語られている通り、バイクの声をよく聞けばやるべき操作が見えてくるのだ。次に“ハンドルを意識すること”。これらに半クラッチを加えれば、より遅い速度で走行できるようになる。