いま見ても美しい…半世紀前のダットサン「260Z」をオーストラリアで発見 右ハンドルの豪州モデルはオバフェン&カーボンパーツの“ヤンチャ”仕様
さらに今回の個体は、エクステリア、インテリアともに多くのチューン&カスタマイズが施されている仕様になっていました。 エクステリアでは、フロントとリアのホイールアーチエクステンションやボンネット、フロントバンパーなどは、すべてカーボンパーツでまとめられています。 さらにマフラーも社外品に交換され、ホイールも17インチの8スポークアルミに換装、バンパーも一部がカットされている仕様です。 インテリアでは、右ハンドル仕様のステアリングにはMOMO社製のステアリングが取り付けられ、シフトノブもカーボンファイバー製に換装されていました。 さらにシートは赤色のBride社製バケットシートが装備されています。 なお、走行距離は4万2000kmと低走行ですが、距離についての保証はないようです。 また、サービス履歴が付属しており、2024年6月に走行距離約4万kmでエンジンオイル、オイルフィルター、クラッチマスターシリンダー、ブレーキフルード、燃料ホース、バッテリーが交換されたようです。 個体の状態は、ボンネットやバンパーの部分に傷や割れがありますが、グリーンの塗装の状態は良く、年式を感じさせない状態といえるでしょう。 インテリアは年式相応の経年劣化はありますが、シートやステアリング、シフトノブなどの体が触れる部分は交換されているので、比較的きれいな状態です。 ※ ※ ※ 今回のオークションは、2024年10月23日に終了し、3万2222オーストラリアドル(約327万円)で落札されました。 50年近く前のスポーツカーですが、精悍なクーペフォルムとL型エンジンの魅力は、未だに衰えていないようです。
Peacock Blue K.K.