関東は激しい寒暖差 9日は雨でヒンヤリ 3連休は秋晴れ 10月中旬に夏日の所も
関東は、明日9日(水)の昼頃まで広い範囲で雨が降り、空気ヒンヤリ。10日(木)は天気が回復に向かい、3連休は広く秋晴れ。夏日の所もあり、激しい寒暖差にご注意を。天体ショーにも期待。17日(木)は今年最大の満月。
9日は昼頃まで雨 3連休は秋晴れ
今日8日(火)の関東地方は秋雨前線の影響で雨が降り、未明から気温が下がり続けています。東京都心の正午の気温は19.2℃と、前日の正午より約10℃も低くなりました。夜のお帰りの時間帯も、本降りの雨になる所が多いでしょう。 明日9日(水)は昼頃まで広い範囲で雨が降り、未明から明け方を中心に雨脚の強まる所があるでしょう。北よりの風が吹きつけて、足元が濡れてしまうほどの降り方になりそうです。雨上がりに気温がやや上がるものの、最高気温は18℃から20℃くらい。10月下旬から11月上旬頃のヒンヤリした空気に包まれるでしょう。 10日(木)も所々で雨が降りますが、11日(金)以降は高気圧に覆われて晴れる見込みです。12日(土)からの3連休も秋晴れが続き、行楽日和となるでしょう。昨日7日(月)発表された高温に関する早期天候情報によると、関東甲信では13日(日)頃から平均気温が平年よりかなり高くなる予想です。日中は日差しで気温が上がり、最高気温が25℃以上の夏日の所もあり、体調管理にご注意ください。
所々で雨 気温は高い
16日(水)以降は高気圧に緩やかに覆われますが、湿った空気の影響を受けるでしょう。雲が広がるものの、晴れ間の出る日が多くなりそうです。雨の範囲が広がるのが、17日(木)と19日(土)頃。沿岸部では、短時間でも雨脚が強まるおそれがあります。 最高気温は平年より高い日が多く、雨でも23℃前後の日が多いでしょう。最低気温も平年より高い日がほとんどですが、内陸では15℃を下回る日も出てきて、羽織る物が必要な肌寒さが続きます。服装でうまく調節してください。
天体ショー 月と土星が接近 今年最大の満月も
秋の夜長、空を眺めるのも良いですね。10月13日(日)~15日(火)は、月が土星に接近します。14日(月)スポーツの日の午後7時頃、南東の空で月が土星の近くに見ることができます。 17日(木)は満月で、今年の中では地球から最も近い位置で満月になります。見かけ上は一番大きく見えるため、スーパームーンとも呼ばれます。東京の月の出は午後4時49分、日の入りは午後5時3分。太陽と入れ替わるように、満月が楽しめます。最新の予想では、関東は曇りや雨の所が多いですが、雲の隙間から見られる可能性があります。
日本気象協会 本社 青山 亜紀子