中日・橋本侑樹&藤嶋健人、チェンジアップでレベルアップだ 新球習得し勝ちパターンに名乗り「バッターの待ち方も変わる」
中日の橋本侑樹投手(26)と藤嶋健人投手(26)が来季に向けてチェンジアップの習得を目指している。今季、中継ぎ陣を支えた両投手が新球で投球の幅を広げ、勝ちパターンに”チェンジUP”する。 レベルアップして、分厚い勝ちパターンに割って入る。橋本と藤嶋がともに取り組んでいるのは、チェンジアップ。打者のタイミングをずらす一球を手札に加えようともくろむ。 今季、自己最多の47試合に登板した左腕橋本は「レベルアップするために、抜き球をもう一球種覚えたいと思いました」とこの秋から新球に挑んでいる。ただ、なかなかイメージ通りには抜けなかった。 転機は10月下旬。ブルペン投球中に隣で投げていた小笠原に握りを教わった。投げてみると、思わず「まじか!」と声が出るほど抜けた。「聞いてみるだけでも価値あるかなと思ってましたが、すごく感覚がよかった。これで練習をしていこうかなと思います」。最終的には左右両方の打者に投げることを目標としつつ、「まずは右から」と秋季キャンプでのブルペンでは右打席を想定し、投げ込んだ。
3年連続50試合登板を達成した藤嶋は、昨年から新球への構想を練っていた。「練習では少しずつ、今年もブルペンで投げてました。真っすぐとスプリットの2択になったときに打たれる可能性が高いので、そこでもう一つ遅いボールがあったらバッターの待ち方も変わると思う」
中日スポーツ