[MOM4669]帝京MF吉田楽音(1年)_中学2年までサブも3年時に飛躍。伝統校対決で攻守に活躍
[4.20 関東ROOKIE LEAGUE Aリーグ第1節 静岡学園高 0-2 帝京高 時之栖裾野G] 【写真】お相手がJ1選手だったと話題に…元アイドルの女優が2ショットで結婚報告 「まずは勝てて良かったですし、最近、練習試合とかでも少しミスとかも僕は目立ってたんで、今日の試合は守備から入って、運動量とか増やしてチームに貢献しようと思ってたんで、それができて良かったです」 帝京高(東京)が静岡学園高との名門校対決で快勝。中でも、MF吉田楽音(1年=FC多摩ジュニアユース出身)が中盤で存在感のある動きを見せていた。「自分としては、やっぱりボランチとかやってたんで、守備もそうですし、攻撃では(ボールを)動かしながら、縦パスつけるとか、そういう部分を意識しました」。DFラインまで落ちてボールを引き出し、ゲームメーク。帝京は静岡学園とのボールの握り合いでも優勢に立っていた。 吉田は「ぴったり止めるとか練習していた。静岡学園との試合でしたけど、ボールとか握れていたので。練習の成果が出てて良かったです」と振り返る。また、守備面ではドリブルする相手のタッチが大きくなったところを狙ってインターセプト。登録164cmと小柄だが、強度を活かした守備でも利いていた。 リバプールで活躍する日本代表MF遠藤航は目標とするプレーヤーだ。遠藤のように高いレベルの戦いでもボールを取れる選手になること。そして、「(帝京の1年生は)みんな結構足元もありますし、(今日は)それで崩すとか、そこの連係とかは結構取れてたんで良かったですけど、他にもダイレ(クト)とかのプレーももう少し増やして、もっと崩せるようにしたい」と課題を口にしていた。 吉田はFC多摩ジュニアユース時代に日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会優勝。クラブチームに所属する中学生のオールスター戦「メニコンカップ」メンバーにも選出されている。 「1、2年の時は全然出てなかったですし、3年の全国から出たんで。その苦しい時期もあったんですけど、それを乗り越えて、最後に出れるっていう形にできたので、やっぱり努力するっていうところもそうですし、あのメンバーとサッカーできたのは凄い良かったです」。1、2年時に不足していた運動量、守備強度も向上。中学3年間が自分にとって、大きな力になっている。 当時のチームメートだったMF吉田湊海は、U-16日本代表の主軸。すでに鹿島ユースで先発し、プレミアリーグEASTでゴールも決めている。「やっぱライバルですね。一緒にやってきてますし、切磋琢磨とか、そんな感じでやってたんで。凄いんでそれを越えられるように頑張りたいです」。帝京での3年間でライバル超えを目指す。 帝京のプレースタイルと伝統に憧れ、「全国大会に出て優勝したい」と進学。まずは私生活から自分を成長させ、ROOKIE LEAGUEで活躍して勝利をもたらす。
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