「うちめし」店主の黒沼奈緒さん

　弁当店「うちめし」（品川区中延6、TEL 070-2246-0520）が北馬込交差点近くでオープンして3カ月がたった。（品川経済新聞） 【写真】唐揚げ弁当（写真提供＝うちめし） 　店主の黒沼奈緒さんが運営し、家族が手伝う同店。場所は中延エリアの住宅街で、車庫を店舗に改装した。店舗面積は約4坪。 　黒沼さんは「近所のスーパーで、小中学生が一人で弁当を買う姿をよく見かける。私には子どもが4人いて、よく料理を大量に作って近所におすそ分けしていた。その延長で、主に地域の子どもたちに向けて低価格でボリュームのある弁当を販売できればと考えた」と話す。 　メニューは、唐揚げ弁当、カキフライ弁当、ミックスフライ弁当、海鮮シュウマイ弁当、鯖（サバ）のみりん漬け焼き弁当、鮭の西京焼き弁当、豚野菜炒めカレー風味弁当（以上700円）など。主菜と副菜は日替わりで手作りする。大盛りは100円増しで、ご飯とおかずを増量する。唐揚げ1個から販売する各種総菜や、不定期でおでんを用意する。 　「できたてを提供するため、注文を受けてから調理している。揚げ物などは待たせしてしまうことがあるので、事前に電話でご注文いただければ」と黒沼さん。「これまで飲食業の経験がなかったが、知り合いが増えたり差し入れをいただいたりと、お客さんとの交流を楽しんでいる。さまざまな要望を取り入れながら、これからも弁当を販売していきたい」と話す。 　営業時間は、11時～13時、17時～18時30分（土曜は11時～13時のみ）。日曜・月曜・祝日曜定休。テイクアウト販売のみ。