ボクシング 井上尚弥、ヤンキースタジアムで大谷翔平と山本由伸先発のドジャース戦を観戦
米ニューヨークに滞在中のプロボクシングの4団体世界スーパーバンタム級統一王者、井上尚弥(31)=大橋=が7日(日本時間8日)、ヤンキースタジアムで大リーグのヤンキースvsドジャースを観戦した。 大橋ジムの大橋秀行会長(59)らと観客席に座り、「2番・DH」で先発出場したドジャースの大谷翔平投手(29)、ヤ軍相手に初めて先発登板した山本由伸投手(25)らのプレーに熱視線を送った。カジュアルな服装でポップコーンや飲料を手にリラックスした様子だった。 全米ボクシング記者協会(BWAA)による2023年の年間最優秀選手賞「シュガー・レイ・ロビンソン賞」を日本選手で初めて受賞した井上は6日(同7日)、ニューヨークで開かれた授賞式を兼ねた夕食会に出席。英語と日本語で「この賞を頂けて光栄」などとスピーチした。米国でも人気、知名度は高まっており、夕食会の会場周辺ではサイン、写真撮影を求める関係者やファンの姿が見られた。メディアに囲まれ「ニューヨークに来たかいがあった。米国で試合をしたい」と笑顔で話していた。 8日(同9日)には井上が契約している米興行大手トップランクが、ニューヨークのマディソンスクエアガーデン・ザ・シアターで主催するプロボクシング興行にも足を運ぶ予定。来週には帰国し、9月に東京・有明アリーナ開催が有力な次戦へ向けて、日本での練習を再開する。