センバツ高校野球 プラカード揮毫でエール 「書の甲子園」地区優勝、千葉・国府台高の3人 /東京
「書の甲子園」の愛称で知られる「第32回国際高校生選抜書展」団体の部で、南関東地区優勝を果たした千葉県立国府台(こうのだい)高校(同県市川市国府台2)の書道部が、第96回選抜高校野球大会に出場する、関東・東京地区のプラカード3校分を揮毫(きごう)した。3月18日の開会式の入場行進で掲げられる。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 3人の2年生部員が1校ずつ担当。練習を重ねながら筆を進めた。中央学院(千葉)を書いた部長の小林愛佳(まなか)さん(17)は「大会本番で球児たちの力に少しでもなれるように、応援の気持ちを込めました」と振り返った。 また、山梨学院を担当した井上咲蘭(さら)さん(17)は「出場するための選手たちの努力が報われるよう、私も頑張って書きました」、関東一を書いた宮本果歩さん(17)は「入場行進で選手の背中を押すような気持ちで書きました」と話した。【石塚孝志】 〔多摩版〕