【ふくしま創生臨時支局・鏡石町】来年4月、キャンプ場オープン 朝の澄んだ空気堪能して 岩瀬牧場の新スポットに
福島県鏡石町の岩瀬牧場は来年4月、牧場内にキャンプ場「CANプチBASE(きゃんぷちべーす)」をオープンする。唱歌に歌われる牧場の朝の澄んだ空気を堪能できる新スポットになりそうだ。 牛舎などが近くにある約1ヘクタールの土地にキャンプサイトを設ける。牧場は市街地近くにあるため、山中のキャンプ場ではハードルが高いと感じる初心者や家族連れにも優しい。愛犬家向けにドッグランも併設している。周囲に大きな建物がなく、晴れた日の夕方は夕日と周囲の風景のコントラストも楽しめる。 同牧場は唱歌「牧場の朝」のモデルとなったとされる。「一面に立ちこめた牧場の朝の霧の海」という歌詞にあやかり、担当者は「(季節によっては)朝もやの風景が広がり、歌の世界が堪能できるはず」と魅力をアピールしている。 進捗(しんちょく)などはインスタグラムのアカウント@iwasefarmなどで発信していく。 ■「手ぶらde薪割りたき火」注目集める
同牧場では新企画「手ぶらde薪(まき)割り たき火」が注目を集めている。まき割りと、たき火を併せて千円で体験できる。静かに燃える炎を見て心を落ち着かせたり、持ち込んだマシュマロなどを焼いたりするなど多様な楽しみ方ができる。 牧場内の広葉樹を中心とした太割りのまきは「岩瀬牧場の薪」として販売もしており、近年のまきストーブ人気に伴って需要が高まっているという。