日本代表歴代最多キャップ遠藤保仁もついに引退。まだ現役のドイツW杯戦士は? 2023シーズン開始時点では5人いたが...
ドイツW杯以前に目を向けると――
森保ジャパンは1月14日、いよいよベトナムとのアジアカップ初戦を迎える。 この注目の戦いを前に、ビッグニュースが飛び込んできた。遠藤保仁の現役引退だ。ヤットの愛称で親しまれた名MFは、日本代表歴代最多の152試合に出場。ワールドカップ(W杯)も3大会経験しており、ジーコ監督が率いたドイツ大会の日本代表メンバーの中では、数少ない現役選手の1人だった。 【PHOTO】“レジェンド”遠藤保仁の骨太なキャリアを厳選フォトで振り返る!(1997~2023) では、当時のジーコジャパンで、まだプレーを続けているのは誰なのか。23人のリストを確認してみると、2023シーズンで一気に数を減らしたことが分かった。 GK 1 楢崎正剛(名古屋グランパス) 12 土肥洋一(FC東京) 23 川口能活(ジュビロ磐田) DF 2 茂庭照幸(FC東京)☆ 3 駒野友一(サンフレッチェ広島) 5 宮本恒靖(ガンバ大阪) 6 中田浩二(バーゼル/スイス) 14 三都主アレサンドロ(浦和レッズ) 19 坪井慶介(浦和レッズ) 21 加地亮(ガンバ大阪) 22 中澤佑二(横浜F・マリノス) MF 4 遠藤保仁(ガンバ大阪)☆ 7 中田英寿(ボルトン/イングランド) 8 小笠原満男(鹿島アントラーズ) 10 中村俊輔(セルティック/スコットランド) 15 福西崇史(ジュビロ磐田) 17 稲本潤一(WBA/イングランド)★ 18 小野伸二(浦和レッズ)☆ FW 9 高原直泰(ハンブルク/ドイツ)☆ 11 巻誠一郎(ジェフユナイテッド千葉) 13 柳沢敦(鹿島アントラーズ) 16 大黒将志(グルノーブル/フランス) 20玉田圭司(名古屋グランパス) ★が現役選手、☆が2023シーズンにユニホームを脱いだ選手である。つまり、遠藤、茂庭、小野、高原の引退により、残るは稲本のみとなったのだ。 稲本は現在、関東1部リーグの南葛SCでプレー。今季からはコーチも兼任する44歳が引退した瞬間に、ピッチ上で語り継ぐドイツW杯戦士はゼロとなる。 ちなみに2006年のドイツ大会以前のW杯に目を向けると、本大会こそ出場していないものの、1998年のフランス大会、さらにその4年前のアメリカ大会の予選を戦った圧倒的猛者がいる。御存知、56歳で現役バリバリの三浦知良である。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部