高橋藍

　日本バレーボール協会は24日、パリ五輪に出場する男子日本代表12人を発表した。8強入りした21年東京五輪に続く2大会連続出場の高橋藍（22＝サントリー）は、日本協会を通じて「日本代表選手に選ばれたことに非常に嬉しく思います。その自覚と責任を持ち、メダル獲得に向けて頑張りたいです」とコメントした。 【画像あり】日本・高橋藍「ひき肉でーーす！！」絶叫2位浮上 　パリ五輪を見据え、「本大会までの期間、コンディションを整え、気持ちをオリンピックに向けてつくっていきたいと思います。目標はメダル獲得です」と力を込めた。 　 　高橋は日体大在学中の21年イタリア1部リーグのパドバに加入。23～24年はモンツァに移籍し日本人で19季ぶりに決勝に進み自己最高の準優勝でイタリア3季目を終えた。今年5月には昨季Vリーグ王者サントリーに移籍することを発表した。 　日本代表でも昨年はネーションズリーグでの銅メダル獲得に貢献し、本大会出場権を得たパリ五輪予選でも攻守でチームをけん引した。 　現在出場中のネーションズリーグはフィリピン大会でメンバー入りしたが、その後日本協会はメンバー変更を発表。アウトサイドヒッター富田将馬を登録し、高橋はリザーブ登録に変更されていた。日本代表のフィリップ・ブラン監督は高橋のコンディションについて「イタリアのリーグで負ったケガの後遺症が原因で、必要な検査を受けていた。事前合宿の最初から満足な状態で練習できるかどうか。VNLファイナルはそれほど重要じゃない。日々チェックしながら試合出場を決めたい」と話していた。