シングルス初出場の柴原瑛菜がエース対決に勝利でダブルス勝負に持ち込む [ビリージーンキングカップ日本対ルーマニア／テニス]

「ビリージーンキングカップ by ゲインブリッジ ファイナルズ」（スペイン・マラガ）のルーマニア戦第2試合で勝ち星を挙げた柴原瑛菜（橋本総業ホールディングス）（Getty Images）

　女子テニスの国別対抗戦「ビリージーンキングカップ by ゲインブリッジ ファイナルズ」（スペイン・アンダルシア州マラガ／11月13～20日／室内ハードコート）の1回戦「日本対ルーマニア」の第2試合で日本の柴原瑛菜（橋本総業ホールディングス：単135位）がルーマニアのジャクリーン・クリスティアン（単73位）を6-4 7-6(2)で振りきり、日本が1勝1敗のタイに持ち込んだ。試合時間は1時間41分。 ～女子テニスのワールドカップ！～2024ビリージーンキングカップ by GAINBRIDGE｜トーナメント表 　両者は今回が初顔合わせ。ケガでチーム離脱した大坂なおみ（フリー）に代わって招聘された26歳の柴原は今回が6度目のビリージーンキングカップ出場だが、シングルスでプレーしたのは初めてだった。 　オープニングマッチは日比野菜緒（ブラス：単152位）がアナ・ボグダン（単116位）に2-6 4-6で敗れ、ルーマニアが先勝していた。 　今回が初対決となる両国は4月12日と13日に行われたファイナルズ予選を戦い、日本がホーム（東京都江東区・有明コロシアム／室内ハードコート）でカザフスタンを3勝1敗で、ルーマニアは中立国（アメリカ・フロリダ州フェルナンディナビーチ／クレーコート）でウクライナを3勝2敗で下してファイナルズ進出を決めていた。 　ビリージーンキングカップは男子のデビスカップと同様に国際テニス連盟（ITF）が主催する女子テニスの国別対抗戦で、2020年に採用された新フォーマットでは昨年まで12ヵ国が3チームによる4グループに別れて総当たり戦を行ったあと各グループの1位4チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決めていた。 　今回改正されたフォーマットでは8チームが1回戦を戦い、シード国4チームは初戦をBYEで免除されるため準々決勝からスタートする。試合は原則としてベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。 ※文中の世界ランクは11月11日付、メンバーは変更可 ■ビリージーンキングカップ by ゲインブリッジ ファイナルズ1回戦◎11月14日｜日本 1-1 ルーマニア 第1試合 ●日比野菜緒（ブラス：単152位）2-6 4-6 ○アナ・ボグダン（単116位） 第2試合 ○柴原瑛菜（橋本総業ホールディングス：単135位）6-4 7-6(2) ●ジャクリーン・クリスティアン（単73位） 第3試合 青山修子（近藤乳業：複47位）／穂積絵莉（日本住宅ローン：複45位）vs モニカ・ニクレスク（複33位）／エレナ ガブリエラ・ルース（複62位）