【中日】2度目の3戦連続完封勝利で3年ぶり交流戦白星発進 “パ・リーグキラー”右腕は今季も健在
◆日本生命セ・パ交流戦 中日3―0西武(28日・バンテリンドームナゴヤ) 中日・高橋宏が7回1/3を4安打無失点で2勝目。昨年6月から続く本拠地での連勝を5に伸ばした。「木下さんのリードに応えることができた」と、うなずいた。チームは今季2度目の3戦連続完封勝利。球団では12年ぶり3度目となった。 右腕は8回1死から四球と安打で一、二塁にして降板。「(8回を)投げきりたかった」と反省したが、“9人目の野手”としても光った。3回無死二塁でバントを成功(記録は犠打野選)させ、相手の悪送球の間に先制点を呼び込んだ。なおも1死三塁では、田中のスクイズで2点目のホームを踏んだ。「僕の仕事は打って走って守ること」と、自覚を見せた。 昨季の交流戦は3戦2勝で防御率0・00の“パ・リーグキラー”。今季の交流戦初戦もゼロを並べた。チームは今季2度目の3連勝で借金1。立浪監督は「(高橋)宏斗が立ち上がりから良かった。いい流れをあしたに持っていけるように」と、3年ぶりの交流戦白星発進をかみしめた。(森下 知玲)
報知新聞社