「四球が全て。実力不足だなと思います」今季初黒星の巨人・堀田賢慎 5回まで無失点も6回に試練の3失点
◆JERA セ・リーグ 巨人2―4中日(22日・東京ドーム) 巨人が中日に痛恨の逆転負けを食らい、引き分けを挟み今季初の4連敗を喫した。先発の堀田賢慎投手(23)が6回2死から連続四球を出し3失点で逆転を許し、今季初黒星。首位・阪神とのゲーム差は2・5で、24日からは敵地・甲子園で3連戦に臨む。 【動画】堀田が逆転の二塁打を浴びる * * * 堀田はベンチで真っ赤に染まった顔をタオルで覆い、うなだれた。2―0の6回2死から突如、崩れた。2者連続四球から逆転を許して降板。5回2/3、77球を投げ5安打3失点で今季初黒星を喫した。東京Dでは自身3連敗となり、「四球が全てかなと思う。なんとか1点で抑えたい気持ちはあったんですけど、そこは実力不足だなと思います」と唇をかんだ。 それでも2、4、5回を3者凡退に抑えるなど最速146キロの直球にチェンジアップやカットボールなどでテンポ良く、5回まで無失点。試合前までは計9戦で無傷の3連勝を挙げ「どの球種でもゾーンに投げられる割合が高くなったことが一番大きい」と成長を実感していた。「しっかり準備して次は絶対結果を出せるように」。快進撃は止まったが、悔しさを次回にぶつける。(水上 智恵)
報知新聞社