日本有数の豪雪地で「雪囲い」 築200年の古民家も冬支度 長野県信濃町
長野県信濃町熊坂の古民家宿泊施設「清仙荘(せいざんそう)」を営む1級建築士、大越和人さん(62)=埼玉県=と妻の美知代さん(62)が、築200年の同施設で雪囲いをしている。22日は住民に冬支度の知識を教わりながら本格的な冬に備えた。 【写真】大きなネットを使って雪囲いをする大越さん
しんしんと雪が降る中、大越さん夫妻は白い息を吐きながら、窓に板を張ったり、周りをネットで囲ったり。約20年建物を管理している近くの農業、佐藤民雄さん(81)に指示を仰いでいる。大越さんは「自然と共存しながら冬を乗り切る方法を考えるのが楽しい」とほほ笑んだ。
昨年9月に知人ら向けにプレオープンし、今年8月に正式オープン。冬も営業する。