【パワーカップル世帯は10年で2倍に】平均貯蓄額はどれくらいある?
働き方改革が進む中で、働く女性は増えています。ニッセイ基礎研究所「パワーカップル世帯の動向」によると、現在、専業主婦世帯に比べて共働き世帯の数は約2倍です。 【写真3枚】パワーカップル世帯の「平均貯蓄額・老後の目安年金受給額」を一覧表でチェック また、働く女性が増えるにつれて、夫婦ともに高年収の「パワーカップル世帯」と呼ばれる世帯も増えました。 本記事では、パワーカップル世帯数の推移と貯蓄額を紹介します。パワーカップル世帯が老後にもらえる年金額も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
パワーカップル世帯はどれくらい増えているのか
まずは、パワーカップル世帯が近年どれくらい増加しているのかを確認しましょう。なお、ここでは夫婦ともに年収700万円以上の世帯をパワーカップルとします。 ニッセイ基礎研究所「パワーカップル世帯の動向」によると、パワーカップル世帯数の推移は以下のとおりです。 代替テキスト:パワーカップル世帯数の推移表 上部キャプション:【写真3枚】1枚目/パワーカップル世帯数の推移表、2枚目以降/「世帯年収1200万円以上世帯の貯蓄額」と「老後の年金受給額シミュレーション結果」を《一覧表》でチェックする! ●パワーカップル世帯数の推移 ・2013年 21万世帯 ・2014年 22万世帯 ・2015年 24万世帯 ・2016年 25万世帯 ・2017年 26万世帯 ・2018年 26万世帯 ・2019年 27万世帯 ・2020年 34万世帯 ・2021年 31万世帯 ・2022年 37万世帯 ・2023年 40万世帯 2013年から2023年にかけて、パワーカップル世帯数は約2倍に増加しています。働き方改革がさらに進むにつれ、今後もパワーカップル世帯が増える可能性は高いでしょう。 では、近年増加しているパワーカップル世帯はどれくらい貯蓄をしているのでしょうか。 次章で高収入世帯の貯蓄額一覧表をチェックしていきます。