正指揮官にふさわしいか否かの議論に発展…イングランド暫定監督の国歌歌わずが物議
初陣白星のイングランド代表暫定監督だが、国歌斉唱時に歌わなかったとして物議を醸す。 ガレス・サウスゲイト体制から舵を切り、この代表ウィークからU-21代表を率いたリー・カーズリー氏のもとで暫定体制を築いたイングランド。7日のUEFAネーションズリーグでアイルランド代表を2-0で破り、見事に白星スタートを切った。 カーズリー氏にとって、正指揮官に昇格させるか否かの議論もあるなかの勝利だったが、試合前の代表戦で通例となる国歌斉唱の時間に沈黙を続け、イギリス『デイリー・メール』によると、この判断がファンの間で疑問を呼ぶという。 カーズリー監督のキャリアを振り返れば、アイルランド代表として40キャップを記録した現役時代があるとあって、リスペクトの思いもあったことと推察される。 国歌を歌わなかったことが正指揮官の適任者かどうかの議論を呼ぶが、カーズリー氏は周囲の理解があっての判断とし、今後も自身のスタンスを変えるつもりがないと述べた。 「私は責任者であり、上司である人々に恵まれている。彼らは私の強みとするところを理解してくれているし、要求もしてこない。私の強みはコーチングで、ピッチに立つこと。この件を話すのは私の強みとするところではない。今まさにやっていることだ。昨日、(国歌斉唱を巡る論争で)見たように、仕事ではつきものだと理解している。私には私なりのやり方がある」
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