「一気にレッドブル内での株下げたな」ローソンがライバルへ送った“不適切ジェスチャー”に賛否の声「メキシコから無事出国できるか?」「昔のマックスみたい」
F1メキシコGP決勝が現地10月27日に開催され、RBは角田裕毅が1周目にクラッシュを喫しリタイヤ。チームメイトのリアム・ローソンもシニアチーム、レッドブルのセルジオ・ペレス、フランコ・コラピント(ウィリアムズ)と接触し、ノーポイントと散々な結果に。レース後にはアクシデントの当事者となったジュニアチームドライバーの“態度”に注目が集まった。 【動画】レッドブルのシートを争うローソンとペレスが接触... 予選Q2でローソンは、角田のクラッシュによって満足にアタックができず、12番手スタートとなった。オープニングラップでは角田とアレックス・アルボン(ウィリアムズ)が接触しリタイヤしたことで10番手に浮上。ハードタイヤでスタートしたローソンはミディアムタイヤのアストンマーティン2台から追われる苦しい展開ながらポジションをキープしていた。 しかし18周目、予選18番手から11番手まで追い上げてきたペレスにターン4でイン側への侵入を許し、前に出られる。ローソンも負けじと続くターン5で並び直し、ペレス車の右側サイドポッドとフロアにヒットしながらポジションを取り返した。 その後ピットインし、17番手から巻き返しを図ったローソンは66周目のターン1で12番手争いをしていたフランコ・コラピント(ウィリアムズ)と再び接触。今度は自身のフロントウイングにもダメージを負ったためピットイン。16位でチェッカーを受けた。 レース後に話題となったのがローソンの“態度”。ホームストレートでペレスをオーバーテイクした際にペレスに向けて中指を立てている映像がSNSで拡散されるとファンからは賛否が巻き起こった。 「ついやってしまったでは片づけられない」 「相手のホームグランプリでこれは...メキシコから無事出国できるのか?」 「一気にレッドブル内での株下げたな」 「スポーツが戻ってきた」 「血気盛んでいいね。昔のマックス見てるみたい」 「1人くらいこういうやつがいた方が面白くなる気がする。それにしても中指は良くないけど」 専門メディア『The Race』によると、ローソンはレース後、「彼はラップの半分で僕をブロックして、僕のレースを台無しにしようとしたので動揺した」と振り返りつつも、「言い訳にはならない。やるべきではなかったし、そのことを謝罪する。それは僕の性格によるものではなく、なされるべきことではない」と反省したという。 構成●THE DIGEST編集部
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