【竹素材の布ナプキン】地球はみんなの“ホーム”である|未来リナのサステナブック
――こんな商品・サービスがあったらいいなと思うアイデアはありますか? もっと量り売りのものが増えてほしいのと、いろんな分野でレンタルシステムが普及したらいいなと思います。洋服のレンタルやカーシェアなどはありますが、リサイクルショップのレンタルバージョンがあったら素敵ですね。 大量生産・大量消費は悪循環なので、すべてが“ジャスト”になればいいなと思います。無駄をなくすことは地球環境だけではなく、私たちの心や体にも作用してくれるからです。
――なるべくヴィーガンでサステナブルな生活を心がけているようですが、そのきっかけをお聞かせください。 10代の頃に摂食障害とうつ病を患い、人生に対する希望を失っていました。 ある日SNSで料理の写真に目が留まったんです。食欲がなかったのに、久しぶりに「おいしそう!」と体が求めるのを感じました。その料理がヴィーガン料理であることを知り、なぜヴィーガンという生活スタイルがあるのかを調べたのがきっかけです。 そして、普段の生活が地球や動物、そして私たちの健康にどのような影響を与えているのかを知り、衝撃を受けました。でもそこで「私にもできることがあるはず……」と生きる希望が湧いてきたんです。それからは心も生活も一変し、「今が人生で一番元気!」と言えるまでに回復しました。 ――今後、私たちはサステナビリティとどのように向き合うべきだと思いますか? 「地球を愛そう」と言っても、自分の愛し方やケア方法がわからなければ、そういったことに向き合う余裕は生まれません。まずは自分に目を向けることが大切だと、実体験から感じます。 私は、地球をみんなの“ホーム”と捉えています。自分の家にゴミが落ちていたら拾いますよね? 地球に対しても同じ意識を持つことが大切だと思います。 「もったいない」は日本独自の素敵な言葉で、日本人には“もったいない精神”が受け継がれています。その感覚を大切にしてもらえたら、少しでも行動が変わってくるのではなないでしょうか。