予選P9だった角田裕毅。予選後には先輩アルボンから祝福を受ける／Red Bull Content Pool

2024年のF1第2戦、サウジアラビアGPの予選を終え、ビザ・キャッシュアップRBの角田裕毅が金曜日のセッションを振り返った。 【F1™｜ハイライト】F1™2024第2戦 STC・サウジアラビアGP 予選｜2024 現地ジェッダは高速特性が強く、RBのマシンがどこまで予選で上位に食い込めるのかは一つの注目ポイントとなっていた。 そんな中で角田裕毅は、予選Q1で10番手、Q2では8番手のタイムをマークし、今季RBとしても初の予選Q3進出を果たす。予選Q3では、最初にユーズドのソフトを履き、Q3最後には新品のソフトを装着して、ミスの許されないワンアタックへと出ていった。 角田は最後のラップでタイムを1:28.547をマークし、ランス・ストロールを0.025秒上回って9番手だった。 予選終了後に角田は「やりました！今日はとてもハッピーです。チームは僕に素晴らしいクルマを提供するという、素晴らしい仕事をしてくれた」と語り、スタッフの尽力を労った。 「トラック上ではドライビングを楽しむことができたし、みんなにとても感謝しています。難しい展開になるとは予測していましたが、クルマのパフォーマンスを最大限に引き出すことに集中して、うまくまとめることができてよかったです」 「今季最初の予選Q3進出であり、今後に向けてさらなる自信を与えてくれた。今日はとても楽しかったですけど、決勝は簡単ではないので、今はレースに集中したい」 「僕たちには経験豊富なスタッフがたくさんいるし、自分たちのパッケージを最大限に発揮することができれば、ポイント獲得に直結すると確信しています」 「ハイスピードサーキットでかなり楽しめました！明日頑張ります」 今季初の予選Q3進出を果たし、決勝では9番グリッドからスタートとなる角田。今季はレッドブル、メルセデス、フェラーリ、マクラーレン、アストンマーティンの昨季コンストラクターズ5強がそのまま力を示しているだけに、その10台に割って入るのはとても難しい状況であることは確か。決勝でもしっかりチャンスを活かし、今季初のポイントを手にしたいところだ。